先史世界の概要を解説。受験やテスト対策など、世界史の学習に使える辞典です。

先史世界の概要

先史時代とは

今から500万年以上も前、地球上に人類の祖先の猿人が誕生した。
そして、長い時間をかけて人類は、猿人から、原人・旧人へと進化し、
現在の我々とほぼ同じ骨格である新人が誕生したのは、4万〜1万年前のことである。

 

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この数百万年のとてつもなく長い期間、人類は狩猟(漁労)・採集による生活を行ってきた。
その間、人類は文字を持たず、呪術としての絵画・彫刻のほかには記録を残すことができなかった。
この時代を、先史時代という。

 

旧石器時代から新石器時代へ

1万年前ごろから、それまでの獲得経済から生産経済へと人間の生活は進化し、農耕と牧畜が始まった。
農耕・牧畜は西アジアから、東地中海一体で始まる。
イラクのジャルモ遺跡など、最古の新石器時代の集落も見つかっている。
ジャルモ遺跡付近では、麦の生産、山羊・羊の飼育が行われていた。
その後、5000年前頃から、ユーラシア大陸・アフリカ大陸の各地にも広がっていた。

 

都市国家の建設〜文字の発明

乾燥地帯の大河流域(ナイル川、ティグリス・ユーフラテス川・インダス川・黄河等)では、
灌漑農業を行うため、大集落が形成されていった。
青銅器等の金属器も作られるようになり、階級社会が作られた。
貴族は集落を取りまとめて、都市国家を形成した。
各都市国家は、貢納・交易の記録のために文字を発明。
こうして人類は、文字による記録の時代(歴史時代)に入る。
これ以降は先史時代ではなく、歴史時代と呼ぶ。

 

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人類の祖先_世界史マスター辞典

 

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旧石器時代

旧石器時代の人々の生活の様子 (C)663highland作者のURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:663highland転載元:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:H...

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